62歳の初ドラム

先日、僕のドラムレッスンに62歳の女性が来てくださいました。
これまでに経験があるわけではなく、「生まれて初めて」のドラム。
「ドラム教えてるんですよ」という私の言葉に、「えっ、やってみようかしら」と、とても軽いノリでスタート。
実はドラムって、シンプルなエイトビートなら1時間もあれば叩けるようになるんです。
多くの人が「手足バラバラなんて無理!」「リズム感がないから」と先入観を持ちがちですが、やってみると意外と叩けてしまうもの。
彼女も1時間のレッスンで、好きな曲に合わせて叩けるようになりました!
そして、その姿をSNSにアップしたところ、思わぬ大反響!
なぜ多くの人が感動したのか

もしこれが20代、30代の動画だったら、ここまでの反響はなかったかもしれません。
50代、60代、70代……、ある程度の年齢を重ねた人が、未知のことにチャレンジする姿。
それを見た人たちは、 「もう年だから」「今さら無理」 と、自分が一歩踏み出せない理由を、彼女が軽やかに打ち破ってくれたことに驚き、称賛し、そして勇気をもらったのかもしれませんね。
新しいことに挑戦する姿とは、時に照れ臭くもありますが、実は周りの人にエネルギーを与えているのかもしれませんね。
脳を幸せにする「ドーパミン」との付き合い方

趣味を持つことのメリットは、単に「上達する」だけではありません!
新しいことができて「嬉しい!」と感じる時、脳内ではドーパミンという快楽物質が出ています。
ドーパミンには「もっと欲しい」という性質があるため、「もっと練習したい!」と、人生に喜びが増えていきます。
ドーパミンの「光」と「影」

しかし、このドーパミンには注意も必要でして、 実は、以下のようなことでもドーパミンは大量に出ます。
- ・お酒、ギャンブル、刺激の強い食べ物
- ・SNSでの誰かへの批判、政権批判
- ・部下や立場が弱い人を怒鳴る
- ・正論を振りかざす
特に「他人を批判すること」は、自分は何もしなくとも、手軽に快感を得られてしまいます。
すると脳は、再び快感を得るために「誰かの間違い探しをする人生」を選んでしまうことも。
これでは、せっかくの人生がもったいないですよね。
だからこそ、「いい方向」でドーパミンを出すことが大切。
チャレンジに夢中になれば、他人の間違いを探している余裕なんてなくなりますから!
ドラムは「心と体の特効薬」

さらに、このドーパミンの「もっと欲しい!」という暴走を抑えてくれるのが、セロトニンという物質です。
セロトニンは、日光を浴びたり、人と触れ合ったり、一定のリズムを刻む「リズム運動」で分泌されます。
そう、ドラムは「挑戦のドーパミン」と「癒やしのセロトニン」が同時に出る、最高に素晴らしい趣味なんです!
まとめ:人生をトータルで良くするために

趣味を持つということは、ただ楽器が上手くなる以上の価値があります。
今回、62歳の生徒さんの姿を見て、私自身も改めて教えられました!
「やってみたい」と思った時が、最高のタイミングです。
皆さんも、自分を幸せにする「新しいチャレンジ」を始めてみませんか?
素晴らしいきっかけをくれた生徒さんに感謝です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
筆者・牟田昌広

セロトニンを活性化させるサポート活動・講演活動・ドラム演奏・ドラムレッスンなどを全国でしております。講師は紅白出場経験もあるプロドラマーであり、セロトニン研究第一人者有田秀穂博士公認のセロトニントレーナー、IHTA公認ヨガインストラクターです。皆様の健康的な心身をつくります。