流れに身を委ねる生き方

宇宙のすべての現象には、リズムがありますよね。
季節の巡り、潮の満ち引き、星の運行、太陽の運行、呼吸のリズム。
それらは誰の命令もなく、完全な調和の中で繰り返されている。
我々の脳にも、同じようにセロトニンのリズムが流れています。
朝の光を浴び、一定のリズムで噛んで食事をし、一定のリズムで歩き、一定のリズムで呼吸をしている。
そんな自然な行動が、セロトニンを活性化させ、心と体を調和へ導きます。
しかし、多くの人はこの自然のリズムを忘れ、
「もっと早く」「もっと強く」と結果を急ぎがち。
すると、摩擦が生まれ、心の波が乱れ、セロトニンのリズムが乱れてしまう。
頑張れば頑張るほどに、摩擦が生まれ、流れは滞り、むそろ遅くなる。
一方自然は、無理をせず流れに身を任せるとき、最大の力を発揮する。
風は風のままに吹き、雲はただ風に乗って形を変える。
それと同じように、私たちも自然のリズム、セロトニンのリズムに乗るだけで、本来の力を取り戻していくのかもしれませんね。
止まる力

とある友人は、かつて、努力しても結果が出ず、焦りと不安に包まれていたそうですが、
日々の生活に瞑想を取り入れ、立ち止まる時間を作るようにしたら、余計な力が抜け、自然の流れを信じられるようになり。
全てが上手く回り出したんだそうです。
ちなみに同じ証言をしている友人、2人います。
焦らず、力まず、「自然のリズムに身を委ねる」とは、諦めることではなく、信じることだと。
宇宙の法則も、セロトニンの働きも、常に最適な位置へ導いてくれているのこましれませんね。
流れが止まるときは、休息の周期。
流れが動くときは、実行の周期。
どちらも自然のリズムの一部。
焦らず、力まず、ただリズムを感じて波に乗る。
そのとき、努力は自然に成果に変わり、全てが上手く加速するのかもしれませんね。
リラックスして自然のリズム、セロトニンのリズムを感じてみましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
牟田昌広(ムタマサヒロ)

セロトニンを活性化させるサポート活動・講演活動・ドラム演奏・ドラムレッスンなどを全国でしております。講師は紅白出場経験もあるプロドラマーであり、セロトニン研究第一人者有田秀穂博士公認のセロトニントレーナであり、IHTA公認ヨガインストラクター。皆様の健康的な心身をつくります。