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目標達成するための意外な方法

目標達成するための意外な方法

ザックリと「目標達成」という大きなテーマでエデュケーション(講座)を行って欲しいという依頼が来ました。

なぜ私にそのような依頼が来たのか?考えられる理由は、自分に言うのもなんですがこのような理由かと。

・過去のエデュケーションが良かった
・目標達成をした歴史がある
・脳内物質セロトニンについての知識がある

ならばこれらを交えて話したいとも思いつつ、

目標達成のための知識は世の中に溢れておりAIに聞けば数分で完成してしまうため、AIでは出てこないような内容にしたいなとも思い、考えてみたのでブログにしました!

目標達成はできない

目標達成したい理由

そもそも目標達成をしたい理由何か?という「そもそも論」について考えてみたいと思います。

目標達成したい理由は何か?

当然に人それぞれでしょうが、共通するのは『幸福になりたいから』ではないかと。

では目標達成とはどんな種類があるのか?あくまでも”例えば”ならこんな感じかと。

・収入が増えた
・地位や名誉が上がった
・知名度が上がった
・新しい技術を手に入れた
・新しい家族、パートナーができた
・健康や体力が上がった
・夢を叶えた
・勝負に勝った

これらの目標達成した時とはどんな気持ちなのか?

脳内にドーパミンが出て、幸福な気持ちになる。

ではその後はどうなるのか?

自己紹介

唐突ですが、ここで自己紹介をしたいと思います。

牟田昌広56歳、愛知県出身東京都在住。
16歳・バンドを組みドラムを始める
22歳・プロドラマーを目指して単身上京
24歳・最初のメジャーデビュー
30歳・SADSにてデビュー
33歳〜サポートミュージシャンデビューし、YUI、土屋アンナ、浜崎あゆみ、DAIGO、ベッキーなどのツアーに参加経験あり、現在もドラマー。
同時にセロトニン研究第一人者・有田秀穂博士公認のセロトニントレーナーでもある。

私は、プロドラマーになるという目標を掲げて単身上京し、目標達成しました。

また、これ以上の目標達成はないだろうというような人々と会う機会も沢山ありました。

目標達成するとどうなるのか?

それはそれはとても幸せな気持ちになりました。

幸せの条件

人が幸せだと感じるという時とは大きく2種類あります。

・ドーパミンが分泌されている
・セロトニンが分泌されている

ドーパミンが分泌される条件

ではドーパミンが分泌される時とはどんな時か?それは沢山ありますが例えば、

・夢が叶った
・勝負に勝った
・褒められた
・買い物をした
・成功した
・正論を言った
・認められた
・恋愛的刺激を得た

これらは大きな枠でいえばどれも「目標達成」であり、ドーパミンが分泌されて幸福感が得られます。

この幸福感が欲しくて人は目標達成を目指すのかと。

では幸福になったその後はどうなるのか?

幸福感の向こう側

しばらくすると、それが日常となり、ドーパミンが分泌されず、なんと幸福感は減少するんです。

何故なら、ドーパミンとは、前回を上回る刺激じゃないとあまり分泌されないからです(例外もあります)

それでいてドーパミンとは「また欲しい」という性質があります。

つまりは、ドーパミン的な幸福感を維持するためには、常に更なる強い刺激を得る必要があるわけです。

よって新たな目標を定めます。

例えばこんな感じです。

バンド編

バンドを初めて、最初は3人しかいなかったお客さんが徐々に増えて遂に100人!

ドーパミンドバドバで幸せな日々!

なのですが、いつしか100人に慣れてしまい幸福感が減る。

そこでお客さん500人という目標を定めて動きだすと再びドーパミンが分泌され、増える度に幸せな日々!

店舗編

憧れの自分の店をオープン!

ドーパミンドバドバで幸せな日々!

なのですが、いつしか慣れてしまい幸福感が減る。

そこで2店舗目を出すと決めて動きだすと再びドーパミンが分泌され、計画が進むにつれ幸せな日々。

なのですが、いつしか慣れてしまい幸福感が減る。

そこで新たな目標を定める。

これを繰り返す。

脳の矛盾

常に新たな目標を定め成長する日々。

目標を達成し続けてずっと幸せ💗

となるのか?

私は、音楽、芸能、それらの業界人にて大成功した人達を間近で見てきました。

感想としては、自分の体験も含めて《目標を達成し続けてずっと幸せ💗》という事例はあまり見たことがありません。

それは人間の脳のシステムとして難しいのではないかと思いました。

何故なのか?

どこまでいっても、更なる強い刺激が欲しくなる脳に対して、

どこまでいっても、更なる強い刺激はそうそう存在していないから。

そして、人は老いるからです。

「人生100年時代」とは保険を売るための根拠なきフレーズだと思いますが、それでいて私は100歳以上生きると思ってますが、

仮に人生100年時代だとしたら、仕事的にも体力的にも下降していく時期の方が長いかと。

還暦過ぎてから、20代、30代の頃より強い刺激が得られるかというと、これはなかなか難しいかと。

つまりは目標達成とは、幸せになるために行っているにも関わらず、達成すればするほど、慣れてしまい、幸福感が得られなくなる。

つまりは「目標が達成させることはない」という大いなる矛盾を抱えている。

なぁ〜んて話で終わったら夢も希望もないでわけで、勿論続きがあります。

目標達成できる意外な方法

幸せの条件

人が幸せだと感じるという時とは大きく2種類ありました。

・ドーパミンが分泌されている
・セロトニンが分泌されている

人はドーパミンが分泌されると幸福と感じるわけですが、セロトニンが分泌されても幸福を感じます。

そもそもセロトニンは「幸福ホルモン」と呼ばれています。

セロトニンが分泌される条件

ではセロトニンが分泌される時とはどんな時か?それは沢山ありつつ、大きく3つ。

・日光浴
・スキンシップ
・集中したリズム運動

「おいおい、これらで幸福を感じられるのは分かるけど実際に目標達成したいんだよ!」ですよね。

大丈夫です。

セロトニンと目標達成の関係

何も「目標達成したところで幸せになれないんだから毎日日向ぼっこしてればいいんだよ」なんて話ではありません。

目標達成してもやがて慣れてしまい幸福感が無くなるとどうなるか?

よく聞く言葉がありますよね。

「当たり前と思ったら感謝しなさい」

これは「人はそれが当たり前になると感謝の気持ちがなくなるから気をつけなさい」ということかと。

そして感謝の気持ちがなくなると、威張ってしまったりもあるかと。

威張るとどうなるか?

実は威張ることでもドーパミンが出て気持ち良くなってしまうんです。

ドーパミンはもっと欲しいので、もっと威張る。

現状に慣れてドーパミンが出なくなっていたところに、威張ることでドーパミンが出るので、水を得た魚のように威張り散らかしたり、ワガママや無茶を言ったりするようになる。

これが上層部だと、周りは忖度するしかなくなる。

パワハラ…セクハラ…老害…

腫れ物に触るように周囲が気をつかいだす。

人の恨みが溜まっていく。

ある日ハメられる。

週間文春に載る。

目標達成どころか、ビジネス終了。

なぁ〜んてこともあるかもしれない。

がしかし‼️

ドーパミンと同時にセロトニン活性を心掛けるとどうなるか!?

今を感じるようになる。

幸福感が高まる

今に感謝するようになり、優しく大きな人になる。

更にセロトニンには、もっとドーパミンを欲しいという気持ちを抑える効果もあるので「もっと欲しいけど得られない…」というストレスを消してくれる。

するとどうなるか?

笑顔に人は集まる。

協力者が増え、チームが強くなり、目標達成しやすくなるわけです‼️

またセロトニンが活性化すると、前頭前野が活性化されアイデアが出やすくなり、またまた目標達成しやすくなるわけです‼️

これ、本当です。

別のドーパミンでバランスをとる

パワハラ…セクハラ…老害…など、ドーパミンの過剰分泌によるマイナスな出来事を防ぐもう一つの方法があります。

それは意外にも「新しい趣味など別の方向でドーパミンを出す」です。

現状に慣れてしまうとドーパミンが分泌されず快楽がなくなるので、時に威張ることなどでドーパミンを分泌する人もいるわけですが、

本業とは別の趣味を見つけたなら、ド素人にてこれから上手くなるしかないので、改めてそこでドーパミンが出続ける。

すると威張ったりしてドーパミンを出してる暇がなくなるわけです。

ちなみに僕は55歳からヨガと落語も始めまして、上手くなる度にドーパミン分泌による幸福感を得つつ、ヨガも落語もある意味「集中したリズム運動」にて、同時にセロトニン分泌による幸福感も得ております。

新たなチャレンジは人に尊敬されやすいので、余計に組織はまとまり、更に目標達成しやすくなるのではないかと思います。

コンフォートゾーンの抜け方

不安を減らすセロトニン

えーここまでの話は、目標達成をし続けたことが前提となっていることに今気づきました。

取り急ぎ「そんな先の話ではなく、目の前の目標を達成したけど、なかなかできないんだよ!」という方の方が多いかと。

僕も現在その状態です。

今は講演家を目指してますが、なかなか進みません。

なぜ、なかなか目標達成できないのか?

それは、よく聞く言葉「コンフォートゾーン」を出られないから。

コンフォートゾーンとは、端的に言えば「今の状況」

目標達成する為には、現状打破が必要なわけで、コンフォートゾーンを出る必要がある。

がしかし人間はコンフォートゾーンを出ようとすると激しい不安に襲われる。

何故か?

原始時代は人はみな集団で暮らしていました。

それにより、皆んなで協力して大きな動物から身を守り、また大きな動物を獲ったりしていました。

よって集団や今いるゾーンを抜けるとは死を意味します。

なので、今いるゾーンを抜けようとすると不安になるように遺伝子に組み込まれているわけです。

また不安を感じやすい人の方が生き延びる確率が高かい。

例えば、

このキノコ美味しそう!
不安症・「え?でも毒があるかもよ」
楽天家・「大丈夫だよ!」

楽天家はこうしてアッサリ死んでしまう。

そのお陰で、毒キノコの存在を知れたり、新しい世界を知れるので、楽天家は世に貢献している。

そして全員楽天家なら人類滅亡しかねないので、不安症の人も必要であり、よって世の中は不安症の人の方が多い。

以上の理由により、なんなら仮に今いるゾーンが望まない場所だったとしても、人はなかなかそこから抜けられない。

現状打破できない、目標達成できない。

コンフォートゾーンから抜けるとは不安で恐ろしいから。

この不安を和らげでくれる脳内物質がありまして、これもまたセロトニン。

セロトニンが増えると、不安感が減り、コンフォートゾーンをでやすくなる、現状打破できる、目標達成しやすくなるわけです!!

原始時代にコンフォートゾーンを出るとは危険でしたが、今の時代は現状維持の方が危険なわけで、不安になったり、ストレスを感じたり、イライラしたら、一旦セロトニン増やせばいいわけです!

セロトニンは凄いですね。

まとめ

目標達成の理由は幸福感が欲しいから
幸福感はドーパミンとセロトニンで得られる
目標達成するとドーパミンが出て幸福を感じる
でもすぐに飽きてもっとドーパミンが欲しくなる
ずっと得るのは難しいのでストレスが増える
威張ることでドーパミンを増やすようになる人もいる
パワハラ、セクハラ、老害などにてビジネス終了な可能性もある
そうなる前に日頃からセロトニンを増やす
もっとドーパミンが欲しい気持ちをおさえるので穏やかになる
今に感謝できるようになる
人間関係が良くなる
アイデアが浮かびやすくなる
不安が薄れチャレンジしやすくなる

セロトニンを増やせば目標達成できる‼️

セロトニン活性の方法は大きく3つ
・日光浴
・スキンシップ
・集中したリズム

ヨガやドラムも超セロトニン活性なので良かったら!

毒キノコには気をつけて下さい😆

ここまで読んで頂きありがとうございます。

牟田昌広(ムタマサヒロ)56歳 ドラマー/セロトニントレーナー/ヨガインストラクター
紅白3度の出演経験あるドラマーであり、セロトニン研究第一人者・有田秀穂博士公認のセロトニントレーナー。プロフィールはコチラ。

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